ねんがんのスリングを手に入れたぞ
札幌市内にベビースリングの販売と講習会をやっている店*1がある。しかも本業はスリング販売店ではない。これは不器用な私が講習を受けてもうまく使えなかったとしても、買わずに帰りやすいぞ！ ということで、koinuを連れてちょっと遠出してきた。
講師はスリンガーである店主の奥方。初めてスリングに出合ったときに使い方を誰にも訊けず、これは良いものではあるが使い方も広めていかないと普及しないであろうと思って、販売と講習会を店で行うようになったとか。koinuの首の座り具合や体格を見て、子と向かい合う寄り添い抱き、腰骨の上に子の尻をのっける感じの腰抱き、子があぐらをかいて前方を向くカンガルー抱きを教えてくれた。
幸いkoinuは初めてのスリングを嫌がる様子もなく、寄り添い抱きでちょっと眠り、おっぱいまで飲んだ。カンガルー抱きの最中には大を催し、漏れやすい抱き方であることを警告してくれた…。着替えさせる羽目になったが、幸い練習用のスリングは無事であった。2時間ほど練習してなんとか自力で使えそうな気がしてきたころ、たっぷり練習につきあわされたkoinuは、さすがに布いちまい分プラスされた暑さで全身しっとり。いちばん安いものが初心者でも使いやすい布でできているというので、ひとつ買って帰った。
もともとスリングを使いたいと思っていたのだが、新生児をいきなりスリングで抱く自信がなかったので、生後1週間から使える抱っこひも（ベビービョルンのキャリア02）を購入したという経緯がある。キャリア02の利点は、頭までがっちりホールドするので首座り前や寝てしまったときに安心、コツ不要で誰でも初めてでも使える、男性にも似合うデザイン、など。困っていることは、抱いても携帯してもかさばる、子の腕周りがきつめで厚着できない、乳腺を圧迫する、洗えるが乾きにくい、正面下方が死角になり家事や足下の確認が難しい、適応体重9.6kgまでで使える期間が短い、など。スリングには、かさばらない、気軽に洗濯できる、2〜3歳までと長く使える、家事をしやすい抱き方ができる、抱いたまま人目につかず授乳できる、外出時に上掛け・敷物の代用になる、などを期待している。今後はスリングとキャリア02をうまく使い分けていきたい。
