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はてなダイアリーで書いていた育児日記のログを移行しました。

帰省3日目・讃岐うどんツアー

ばあちゃんとうちゃんかあちゃんのたっての希望で、讃岐うどんツアーにkoinuを連れて行くのである。
あらかじめ6軒ほど駐車場が広めの店をリストアップしておいて、このうち3〜4軒回れたら上々、というつもりで出発。善通寺インターまでの約2時間、koinuは車中でひたすら爆睡して過ごしてくれた。なんたる親孝行であろうか。



1軒目「小縣家」。じいちゃんばあちゃんお気に入りの、自分で大根をおろしたのを添えて食べるしょうゆうどんの店。この腰のある麺に果たしてkoinuは歯が立つのであろうかと心配しつつ、かあちゃんは欲望のままに冷たいしょうゆうどんをオーダー。かけや釜あげのほうが腰が優しいんじゃがこらえてくれ。さて出てきたうどんに大根おろしを入れる前に長いのを1本取り分けて、細かくして生醤油をちょっと垂らしたのをkoinuに勧めたら。時々くしゃくしゃの笑顔になりながらぱくぱく食べよるんですけど! 小縣屋のしょうゆうどんの旨さがわかる1歳児おそるべし。


2軒目「山越」。生卵に釜揚げうどんを入れる“釜玉”の元祖で、全員初めての店。生まれて初めての製麺所型セルフうどん店に戸惑いよるとうちゃんは、koinu抱っこ係に任命した。釜玉も魅力的だが、ここはだしもすごいらしいので、熱い麺に熱いだしのかけをチョイス。麺を噛んで食べようとしても隙あらば喉が勝手に呑んでしまい、あっという間に丼が空になった感じ。すきっと澄んで滋味深いだしも飲み干した。このだし、丼でもう1杯飲みたい…。東日本育ちでうどんといえば黒くて塩辛いだしに慣れているとうちゃんも、山越のだしにははまったようだ。koinuもつるつると機嫌良く平らげた。もし毎日3食うどんしか食べたらいかんことになったら、私、山越のがええです。
3軒目に行く前に、koinuにもサービスしておこうと、遊園地のニューレオマワールドに寄った。まずはとうちゃんのだっこでメリーゴーランド。koinu号泣。身も世もない泣き声がゴーラウンドというかドップラー効果というか近づいては過ぎてゆくのを7周やって、koinuも抱いてるとうちゃんも見てるほうもへとへとになった。…乗り物系はまだあかん…。で、乳幼児から楽しめるというおもちゃのパビリオンへ。koinuはダイヤブロックだらけの小部屋や木のおもちゃだらけの小部屋で、いろんなおもちゃをとっかえひっかえ超遊んだ。koinuがあんまり楽しそうなのと、次に購入すべきおもちゃのリサーチに気をとられ、小2時間ほど滞在してしまった。


そろそろ3軒目に行かねばと、後ろ髪引かれて泣くkoinuを乳でなだめながら再出発したら、さっきの小2時間がずいぶん効いたらしく、残る店が全部閉店時間および玉切れ御免になってしまった。そんならとにかく行ける店に行こまいかと、帰りのインターに近い店で営業中のところを探し、3軒目は善通寺の「山下うどん」。ぶっかけ小を温かいだしで食べてぶりっぶりの腰にどひゃー!となった。薄味のぶっかけだしが味わいのある麺を引き立て、またちょっと入っている天かす(揚げ玉)がよく合うのだ。もっと天かす×だしを満喫したい!と辛抱たまらんようになって、あったかいてんぷらうどんを追加して3人で分けて食べた。一般店型うどん店なのにぶっかけ小250円天ぷらうどん小300円てどいよこれ。至福かつ満腹のうどんタイムであった。そしてこのすごい腰のうどんを、koinuもにこにこしながらよく食べた。札幌の1歳児としてはかなりハイレベルな讃岐うどん通といえよう。