初めての遠足

晴れて暑くなりそうな本日、koinuは初めて遠足に行く。恐らく遠足とは何ぞやということはさっぱりわかっていないのだろうが、しきりに「よーちえん、バスー」と繰り返してバスに乗るのを楽しみにしているようだ。新調のリュックサックに、いつものお弁当に加え大好きなスティッチの水筒と食べたがっていたフルーツグミを入れて、元気に登園していった。
さてお迎えの時間である。koinuはいつものようにどーんと飛び出してきて「よーちえん、バスー！」と叫んだ。…それだけじゃ行く前といっしょだよ…。遠足楽しかった？　何を見た？　などと訊いても要領を得ない。何やらめーめー言っているので「メリーさんのヒツジ」を歌ってやったら唱和した。おそらくヒツジを見て歌ったのであろうと推察される。
就寝前にもう一度、今日何したかお話して、と頼むと、突然堰を切ったように言葉が出だした。「バス乗った。Sちゃんバス乗った。歌。ヒツジ触った。ヒツジ白い。お弁当（でおなかが）いっぱい、おやつおいしい」などなど。寝る前だから話せたのか、お話ししてという言い方がよかったのかはようわからんが、今日の様子がなんとなくわかって安心したのであった。