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はてなダイアリーで書いていた育児日記のログを移行しました。

おたる水族館

今日は幼稚園が休園日、とうちゃんもお休みという貴重な平日の休暇なのである。ならば土日に行くと混雑するところをさらっと楽しんでしまおうと、おたる水族館に行ってきた。ドライブ中、koinuは「トンネル」を覚え、崖を見て「山、壊れた!」と驚いていた。
家族揃って朝寝したため午後着になったが、午後でも早い時間に着けば盛りだくさんな海獣ショーを全て見られる。ショーの合間に館内を見るような具合になり、駆け足で見て回らねばならないのはちょっと残念だが、どうせkoinuが「あたらしい、行こ!(次の新しい水槽を見に行こう)」と連呼してとっとこ次に行ってしまうので結果は同じである。
まずはセイウチのお食事タイム。お食事と言いつつ、ここの雄セイウチ“うちおくん”が芸達者でサービス精神満点なため、とても楽しい見物である。飼育員の合図で口から水を噴き出したり、コントのようなことをやったり。お食事タイムが終わっても、見物人がいると泳いできてガラス面にぶっちゅうと鼻面をくっつけてくる。1.3トンの巨体に似合わぬ愛嬌者なのだ。おもしろい顔をかぶりつきで見せてもらってkoinuも大喜び。昨日生まれたばかりの赤ちゃんセイウチも見ることができた。でっかくてしっかりしていたので、まさか生後1日とは思わなかった。
次はペンギン・アザラシ・トドショー。ペンギンは飼育員の指示とは関係なく好きなときに好きなことをしている。だがそれがいい。アザラシのかしこさも引き立つというものだ。トドはあの巨体なのに鉄棒の上で逆立ちしてのけるので驚いた。最後にオタリアとイルカショー。セイウチにアザラシにトドにオタリア、と続けて見ると、体のつくりの違いがわかりやすい。イルカショーは狭いプールに4頭も出てきて全員でジャンプをするのがすごかった。
館内では、コツメカワウソが頭上を歩く通路が面白かった。通路の左右にカワウソ水槽があり、その間を透明な通路でつないである。見上げていると、カワウソが通路をぺたぺた歩いて肉球を見せてくれる。koinuは顕微鏡でプランクトンや魚の鱗を見る展示が気に入り、「ぼうえんきょー!」(違う)と言いながらいつまでも見たがった。北方の海の魚の水槽では、頻繁に「さかな、おいしー!」と言っていた(かあちゃんもつい調理法を考えたり店頭価格を見積もったりしていたので人のことは言えない)。
帰りには中華レストランで夕食。koinuには、ラーメンに蟹炒飯、フライドポテト、ジュースにアイスクリームという中華お子様ランチを取った。食べ残すだろうと思っていたのに、1時間もかけてほとんどを平らげ、さすがに「(おなか)いっぱーい!」と言ってぽんぽこりんのおなかを叩いた。