札幌市水道記念館に行った

水道記念館が昨日から今年の営業を始めている。koinuに「水道記念館と動物園どっちに行きたい？」と訊いたら、水道記念館のほうを指差したので、お弁当と外トイレの練習がてら行ってきた。
入り口すぐの両側を水が流れるエスカレーターで階上に昇りつつ、koinuは水流を指差して「みず! みず!」と大騒ぎ。大興奮のまままっすぐ図書室に駆け込んで、館内案内などを見られるパソコンにかじりつく。飽きたら展示のほうに行って何度も何度も見て回る。キッズルームではボールプールに飛び込みよそのおとうさんに遊んでもらう。
頃合いを見て「お弁当食べよう」と誘うと、「あーとん! おににに!」と言いながら多目的室に向かった。…おべんとう、おにぎり、であろうか（今朝かあちゃんがおにぎりを作るところを見ていた）。自分で席についてバッグから自力で弁当袋を取り出して蓋を開け食べ始めはしたが、家庭での食事と同じで気が散ってしょうがない。窓に駆け寄って展望を眺め「きれー! すごい!」、時計を指差して「（と）けい! 9!」、エレベーターを指差して「えーぱー、すき!」。いいから座って食べなさい卵焼きおいしいよ、と勧めたら「きやい（嫌い）！」とそっぽを向き、しばらくしてから卵焼きを食べた。最近一度は拒否してから受け入れることが多いなぁ。半分ほど食べたところで完全に箸が止まったので、弁当箱を仕舞わせた。弁当箱の蓋の留め具の練習をさせたいのに、お得意の「むり!」をすぐ連発してあきらめる。無理じゃないよ前できてたじゃんあきらめんな＞＜。
午後からも館内をぐるぐる巡回しつつ遊んだ。しきりに「パパ、ちっぽっぽ、かいしゃ」「パパない」と言い、とうちゃんは電車で会社に行っていて一緒に遊べないのだと自分に言い聞かせているようでもあった。結局5時間余りを館内で過ごし、かあちゃんが「そろそろ帰ろう」と言っても「ばめ（駄目）」「いやーん」「帰らない」、床に寝転がる、とあらゆる拒否表現を総動員して抵抗しまくった。どうにか外に連れ出して抱き上げたら、すぐさまぐんにゃりとして眠り込んでしまった。
そして遊ぶのに夢中になりすぎたのか、何度トイレに誘っても一度も行かずじまいであった。…さあ明日から幼稚園なのだが大丈夫なのだろうか…。