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はてなダイアリーで書いていた育児日記のログを移行しました。

発達相談

区役所の3歳児健診で、大病院での専門家による無料発達相談の紹介状をゲットしたので行ってきたのである。
予診で身長体重を計ってもらうと、koinuはちょっぴり大きくなって、身長90cm超え、体重も13kg台に乗っていた。大病院らしい長い長い待ち時間の間に、koinuは数回トイレに行き、和式トイレで大小の用足しに成功した。
小児科医に普段の様子を訊かれたあと、心理士によるテストを受ける。物の絵を見て名前を答えたり、ビーズをひもに通したり、言われたことを復唱したり。できたりできなかったりするたびにほっとしたり落ち込んだりで親のほうがたいへんである。しかし「そうじするものどれ?」と訊かれて、うちでは去年の秋にベランダの掃除に使ったっきりで見ていないはずの「ほうき」の絵を指差したのには感心した。普段koinuが「そうじ」と呼んでいるのは掃除機だw 途中まで描かれたひよこの絵と鉛筆を渡されると、皆まで聞かず欠けている線をいきなり描き足したのにもびっくりした。やらせてみればできるもんである。心理士さんはさすがに子供を相手にするプロで、親以外には聞き取れないのではないかと思っていたkoinuの片言を、パーフェクトに拾い上げてくれるのに驚く。
全体に、教材を見るだけで設問の意図がわかるようなものは素早く正答できるが、話を聞いて理解する必要があるものは時間がかかる。それでも、小児科医からは、今は言葉より目で見る方が得意なだけで気にする必要なし、相手とコミュニケーションを取ろうとする態度がはっきりしているので幼稚園生活も問題なし、と言って頂いた。念のため半年後に様子を報告しに行くことになったが、あのう、それも無料ですか…(とはさすがに訊けなかった)。
そしてテストで慣れない頭脳労働をしたためなのか、koinuは夜から高熱を出して、かあちゃんの手により初めて座薬の解熱剤を菊印に押し込まれることになったのであった。