円山動物園に行った

北海道というところは、うかうかしてるとあっという間に秋が深まり冬になってしまう。夏の名残があるうちにと、お弁当を持って札幌市円山動物園へ行った。駅から歩いていく途中でエゾリスなど目撃し、動物好きのかあちゃんはテンションうなぎのぼり。入場券はやっぱり年間パスで決まりだ。
koinuは動物に触れるのが嬉しかろうと、それらしきコーナーを探すと、入り口すぐのところに「こどもZOO」なるものが。門をくぐるといきなりでっかいヒツジが迫ってくるが、koinuは恐がりもせず鼻面や背中をぺちぺちして大喜び。山羊にももちろんぺちぺち。アヒルとガチョウを一羽一羽指差して「ぉ！」と叫ぶさまは、点呼しているかのようであった。ビーバーを見て興奮気味にぴょんぴょこ跳ねていたが、おさるのジョージに出てきたあのビーバーだとわかったかしらん。
お弁当を食べてから園内を回る。が、koinuは動物よりもご来場のお子様がた（遠足らしき団体も親子連れもすごく多かった）が気になるらしく、いっしょに遊びたそうなそぶりで回りをちょろちょろしたりついて行きそうになったり。口の周りをべろべろ舐めているキリンなんか喜ぶと思ったのだが、キリンが近すぎ＆大きすぎて足しか見えなかったかもしれん…。
だましだましどうにか園内を一周し、さて帰ろうかとしたところで、koinuが動物科学館に入りたがった。じゃあちょっとのぞいてみようかね、と入ったら。まずオフィシャルグッズショップに並んだ動物グッズのあれこれにご執心。そしてゾウとの綱引き勝負をバーチャル体験できる展示に夢中（もっぱらかあちゃんに綱を引かせて楽しむ）。ペンギンのフィギュアのボタンを押すと生息地図にランプが点く展示なんて、もうかぶりつきで押しまくり。図書コーナーも剥製展示もいちいち見て歩き、結局2時間近くを動物科学館で楽しく過ごしたのであった。