モエレ沼公園へ

お弁当を持ってモエレ沼公園（札幌市東区）へ行ってきた。今日の札幌は快晴で強風、風の当たらない日向は暑く風の当たる日陰は寒いという服選びに困る天候。
さあまずはどこを見に行こうかとわくわくしたのも束の間、帽子も飛んでく強風に負けて、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」に逃げ込んだ。芝生でお弁当にするつもりで張り切ってレジャーシートを持参していたのだが、アトリウムに設けられたベンチとテーブルで食べることにする。koinuにはテーブルが高すぎるので膝に座らせようと思っていたのに、koinuはベンチにすっくと立ってテーブルにつき、難なくお弁当を食べたのであった。
ガラスのピラミッドの屋上に出てみると、公園全体が地形も含めて彫刻作品の集成のようになっているようすが見渡せる。と、木立の間から間歇泉のようなものすごい水柱が上がっているのを発見。地上に降りて近づいてみると噴水だった。さきほどの間歇泉のようなのは25メートルもの高さの水柱「ビッグワン」という演し物だったらしい。次いで荒れる海の大渦のような「ビッグウェーブ」、細かいしぶきが生きている霧のように盛り上がる「フォッグ」、数本の放水が空中でぶつかる「アーチ噴射」、と全く初めて目にするタイプの噴水に両親大興奮。しかしkoinuは林に敷き詰められたウッドチップにご執心でうろうろちょろちょろと歩き回り、あまり落ち着いて見物できなかった。海の噴水超おすすめ。上演時間を調べてでも見る価値あり。
koinuは初めての場所に興奮気味で、ほとんど常時「あい！」やら「あう！」やらしゃべりまくりながらたくさん歩いた。スロープもでこぼこの芝生もものともせずとっとこ歩いた。しかしモエレ沼公園は本当に広くて、幼児を歩かせていては広大な園地のほんの一部しか回れない。結局今日はガラスのピラミッドと海の噴水のあたりとモエレ山の山裾を半周回っただけ。乳幼児連れのご家族が多くて子供ウォッチングに好適であるし、ぜひまた訪れたい。