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はてなダイアリーで書いていた育児日記のログを移行しました。

初湯

そうだ温泉行こう! と思い立って、昼から天然温泉ワンディスパ ていねの湯(札幌市手稲区)に行ってきた。
昨年11月にオープンしたばかりでもあり、元日からかなりのにぎわいっぷりである。土日祝日は大人ひとり1,500円、koinuは無料になった。koinuを連れておばあちゃんと女湯へ。koinuより小さいぐらいの赤ちゃんも何人か見かけた。服を脱ぐ時点からおびえ気味だったkoinu、ちゃちゃっと頭と体を洗っておばあちゃんに預けたら大声で泣き始めた。うおーそんでもかあちゃんも頭と体を洗わないと湯船に入れないですから待て暫し><。。超特急で洗い終えてkoinuを抱き取ったらすごい勢いでしがみついてきた。無表情でこわがっている。去年登別温泉に行ったときの夫もこんな状況だったのだろうか。
塩風呂というのが湯温39度ぐらいでkoinuによさそうだとおばあちゃんに教わり、ゆっくりつかった。塩の効果かぬるめでもとても温まる。腰湯程度につかっていても顔に汗が流れてしょっぱい味がしてきた。上がってひとやすみし、源泉100%の露天風呂へ。檜風呂のほうに入りたかったのだが、源泉100%と檜の相乗効果かぬめりがあって滑りそうなので断念し、岩風呂のほうへ。湯口から遠いところは湯温が和らいでいていい感じだ。
40分ほどを浴場で過ごして上がり、koinuを持参のフード付きバスタオルにくるんでレンタルの湯上り着に着替え、さあkoinuの世話をしようと思ったら。女子ロッカールームに1台しかないベビーベッドが、さきほど浴場で見かけた赤ちゃんのグルーミング真っ最中。係員の人に聞くと、おむつ替え台すら他にはないという。あきらめてそのへんにタオルを敷いて転がそうとしたら、見かねてタオル地の大きなマットを持って来てくれた。ありがたいが、マットには高速はいはいで脱走する赤ん坊をとどめる効果はないのでかあちゃんがんばる。
おむつを着けたり肌着を着せたりしている間に、koinu、だんだん調子が上がってきた。たぶん通りすがりのおねーさんやおばさまにかわいいかわいいと言われてなでられたからだ。しまいには脱衣中の女性を見上げて上機嫌で拍手を始めた。やめれ。絶好調のkoinuをとうちゃんに預けて自分の身仕舞いをし、ロビーで合流。フルーツ牛乳なぞ飲んでまったりしたのち、リラクゼーションスタジオなるダンス教室的鏡張りエリアを発見した夫がkoinuを放牧しに行った。夫がkoinuを部屋の端に置いて反対の端から呼ぶと、koinuは満面の笑顔で高速はいはいしてとうちゃんを目指したり、途中で鏡に気を取られたり、珍しくよその赤ちゃんに興味を示して触りに行ったり。湯上りに大運動会をして汗をかいたところで、女性用休憩室で授乳。母子連れが何組かいて、授乳したり赤ちゃんに添い寝したりしていた。
ぽかぽかに温まったうえに大好きな女性のみなさんにちやほやされ、とうちゃんとちからいっぱい遊んで満足したのか、帰りの車中のkoinuはいつになく穏やかな顔で何事か小声で呟きながらおとなしく座っていた。そしてぐっすり眠り込んだところで家に着いて起こされるのはもはや定番といえよう。