爆音黒煙バイクこわい

CD-R を買いに、koinuがまだ行ったことのない店へ、いつもと違う道を通って行く。帰り道の横断歩道で、すぐ後ろを爆音黒煙のぼろバイクがかすめて行った。抱っこひもの中のkoinuが泣くかと思って顔を見たら、5秒ほど無表情で固まったあと、いわく言いがたい声を一声上げて、下唇をわなわなと震えさせて泣き出した。下唇わなわなは本気泣きのしるし。ひさしぶりに目撃した。排気ガスがたまらんので早く立ち去りたかったのだが、抱っこひもにあかんぼが入っていると早歩きはなかなか難しかった。とりあえずあのバイクは整備に出すべきだと思う。
そして買ってきた格安バルク品の CD-R の封を切った夫はひとこと「臭い」と言った。一瞬例の黒煙かと思ったがそんな訳はなくて、CD-R 自体が工場の生産ラインを思わせる工業製品的臭気ふんぷんなのだった。